あなたはアリさん?キリギリスさん?僕はどっちも。

みなさん

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

 

有名な童話、アリとキリギリス、みなさんもご存知ですよね。

ざっくりとまとめると、こうなります。

 

・アリは夏の間、せっせと働き冬に備えて食料をとる

・キリギリスは夏の間、音楽を楽しみながら過ごす。食べ物は冬になったら取ればいい。

・いざ冬が来て、アリは貯めていた食料を食べ、キリギリスは食べ物がなくなってしまう。

・キリギリスはそのまま飢え死んでしまう。(諸説あり)

 

 と、言ったところでしょうか。

最後はアリさんが食べ物を分け与えてくれたなど、色々な説がありますが。

 

この話は、将来のことを考えて働かないと、いずれその報いを受けるので、さぼらずにコツコツ働こうという教訓としてしばしば使われています。

 

しかし、この話の本質は、ここではないのかなと思いました。

 

というのも、キリギリスがサボっていたという点。

キリギリスは果たしてサボっていたのでしょうか?

遊ぶこと=サボっている、というのはあまりに悲しすぎます。

だとしたら、人間も遊びなんかせず仕事だけして生きろ、という風になってしまいますから。

 

そうではなく、キリギリスさんも頑張っていたと思いませんか?

夏の間もしっかりと生き延び、冬になってもきっとその日の食料を調達しようと、頑張っていたはずなんです。

でも食料は無かった。

 

もしキリギリスさんが冬に食料がなくなると知っていたら、夏の間はどんな行動をしていたでしょうか。

 

おそらく最低限の食料は調達していそうですよね。

 

アリさんとキリギリスさんの大きな違いは、未来に何が起こるかを知らなかったという点です。

故にキリギリスさんは、適切な頑張り方を知らなかっただけなのです。

 

今の日本も、将来何が起こるか、どんな未来がくることになるのか、知らないという人が多いと思います。

また、知らなくても今の仕事を一所懸命にやればOK、という考えも、それは決して安心ではありません。

 

ただ、あなたもアリになろうね!と言っているのはありません。

 

アリのように十分に未来に備えながら、キリギリスのように楽しく暮らせば良いと思います!

 

今の時代、医者や高級官僚など、一部を除いてどんな職でも安心とは言えません。

昔のように終身雇用の制度があるわけでもなく、いつリストラされてもおかしくない。

そんな中で未来への備えは、" 雇われずとも生きていける力をつける "ことではないでしょうか。

 

それでは今日はここまで。

ばいばい(^^)